入選

農学部・長田桃歩

大学に入学したらいろいろなことが幅広くできるということを伝えたくて本作を描きまし た。勉強や研究はもちろん、部活に入ってスポーツをしたり、個人で遠出をしたり、海外の人 と交流するなど、自由度の高い大学生だからこそできることがたくさんあります。入学 して間もない新入生の皆さんには特に、ぜひ新しいことに挑戦して、自分がやりたいことを見 つけ出してほしいと思っています。本作では7人の男女が描かれていますが、彼らが何をして いるのかが、見方によって変わるように描きました。例えば、手前のパソコンを使っている青 年なら、課題のレポートに追われる学生なのかもしれませんし、プログラムを組み立てている 工学部生なのかもしれませんし、もしかしたらゲームをしているところかもしれません。彼ら が何を見ているのか、どんな趣味の人なのかなどを想像することで、入学後に挑戦したいこと を考えてもらえるといいなと思います。

理学部・松延樂

信州大学の校章のモチーフになっている、コマクサをモチーフにしています。

繊維学部・小林佳穂

長野県のキャンパスに新入生が集まってくる様子を表しました。 鳥を描き、新たな地に飛び降りて素敵な大学生活を送ってほしいという意味を込めました。

佳作

医学部・岡村百子

これから始まる大学生活の中で起きる、様々な出来事をその目に焼き付けてほしいという思い から、目をモチーフにしました。私にとって、自然豊かなことが長野県の一番の魅力の一つ なので、ピンクの花（春）、竹（夏）、紫式部（秋）、水色の葉の植物（冬）の植物を使って、 めぐる季節を表現しました。入学時の清々しい思いを胸に、これから羽ばたいていってほしい と思います。