ロゴ 学習活用のためのヒント集

ケータイ vs. パソコン

パソコンなしでも大丈夫?

携帯電話(ケータイ)でもインターネット接続は可能なため,パソコンを要しない状況は格段に増えました. ここでは信州大学のサービスを中心に,それを整理しておきましょう. ちなみに各マークは ◎:問題なし,△:使う人次第,×:不可またはほとんど不可,です.

パソコンを要することを行うには,端末室などを活用してください.

◎ 学務関係手続き

履修登録などキャンパス情報システムを通じて行う手続き,あるいは提供されるサービスについては,ケータイで問題ありません. その他資料の「キャンパス情報システム」を参照してください.

△ Webメール

Gmailアプリを利用できます.技術的には何も問題なく◎なのですが,特定のコンピュータ環境でないと読めたものではないメールを書く人(先生も含めて)がいるのも実情です.

多くのみなさんが,ケータイ専用メール(SMS)の習慣をふつうのメールだと思っているようですが,SMSの習慣でメールを出してしまうと,そのメールを受け取った先生方にとっては,礼儀知らずの失礼なメールでしかありません.

△ e-Learning

eALPSの基本機能の利用は問題ないのですが,ここを通じて提供されるファイルや動画の多くは,ケータイに未対応または読むのに困難なファイルだったりしています.そのために△です.

スマホでは?

スマホは小さなパソコンです. ですから,PCでできるものでスマホでできないものは何かあるか? というと,サービス側の画面設計がまずいためにスマホでは使いづらいものがあるわけです. また信州大学でもそうですが,今となっては時代遅れの動画サービスFlashを利用しているページなどは適切に表示されません.

2007年のiPhoneの登場以来,スマホというと画面タッチ操作のものという印象ですね. 基本的にスマホとは携帯型PCでもある携帯電話機能をもった端末です. アメリカのオバマ大統領は2012年12月に2期目を迎えましたが,彼の2008年の初当選の際にはキーボード型スマホであるBlackBellyを駆使する姿が何度となくニュース報道に登場していました. このBlackBellyは,時代の流れで画面タッチ操作型ばかりとなった時期もありますが,2014年にキーボード型の最新モデルが登場しています.

その他の携帯機器

現在では携帯電話(ケータイ)とその他の通信機器とを使い分けるポイントは

  1. 無線 LANアクセスポイントを要するか
  2. フルブラウザ(パソコンと同様の解像度を要するブラウザ)を利用できるか

でしょう.ネットワークに高速接続できる携帯機器を使う場合,パソコンとの差は画面の大きさと入力のしやすさだけかも知れません.

このとき,フルブラウザを利用できるケータイであるスマートフォンの利点は,アクセスポイントに関係なくネットワーク利用できることになります.ただし,ケータイは自分がどんな契約を結んでいるのか注意の上,請求される課金にびっくりすることのないよう利用してください.