ロゴ 学習活用のためのヒント集

コンピュータ端末室の特徴

よくある質問

端末の起動に時間がかかる
大学で設置している端末は,みなさんが使うときにいつでも同じ状態に保つための仕掛け(セキュリティ)がいろいろと設けられています. その仕掛けを準備するために3分から4分くらいの起動時間がかかるのです.
なぜ端末室で飲食してはいけないのですか
端末室に限らず機器の備えられている部屋での飲食はしないでください.飲食物が機器類に付着するとトラブルのもとになります.同じ理由で消しゴムも使わないようにしてください.

端末室の特徴を簡単に説明しましょう

共通教育の端末室は普通のパソコンと異なり,個人用の設定などは保存できません. そのためデスクトップなどを個人用の好みにデザインの変更することもできません. 端末室で作成したファイルなどを保存したい場合は,クラウドサービスの用意する保存場所を利用する必要があります. みなさんは,この端末にログインすると,WindowsのサービスやLinuxのサービスを選択できるようになっています. これらのサービスはみなさん個人所有のパソコンを学内ネットワークへ接続した場合も同様です. この設備により,大学としてみなさんにどんなサービスを提供したいのか考え方を説明します.

問

  1. 大学で作成したファイルは自分のパソコンでは編集できない.
  2. ファイルはUSBフラッシュメモリに保存できる.
  3. デスクトップ上に作成したファイルは来週も利用できる.
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学習端末の基本機能

端末室にある学習端末では以下の機能を提供しています.

  1. 大学全体で共通利用できるブラウザ Firefoxの提供
  2. 大学全体で共通利用できるメールソフト(メーラー)Thunderbirdの提供
  3. 大学全体で共通利用できるオフィススイート MS Officeの提供
  4. USBフラッシュメモリへのファイル読み書き
  5. コンピュータの基本を学習できるUNIX環境の提供

以上,現代的アプリケーションを利用できる汎用性と同時に 10年後にも廃れない知識を扱う授業のサポートを目指して整備しています.

主なアプリケーション

マイクロソフトオフィス(MS Office)が利用できます. また受講授業や学部・学科等によってはアドビシステムズのデザインスイート(画像処理Photoshop,作図Illustrator,ウェブページ編集 Dreamweaver,DTP編集InDesignなど)が利用できます.

端末は「パソコン」ではない

大学で提供する教育用端末は,学生のみなさんが授業等で利用する際にいつでも同じ利用環境になっているように管理されており,端末といいます. このため,みなさん一人一人にとって「やりたいことが簡単にできる」パソコンにはなり得ません.

教育用端末で提供している機能は,一見 Windowsに見えたとしても,ブラウザおよびランチャー(アプリケーション起動メニュー)くらいしかないと割り切って利用いただければと思います. それでも基本操作はWindows8.1がもとになっています.

Googleのクラウドサービスという選択

1993年当時,現在のインターネット利用の中心にある WWWを実体化させるきっかけを作ったブラウザMosaicの開発者であるマーク・アンドリーセンは「OSとはバグのあるブラウザ用 APIに過ぎない.これからはブラウザを通じたデスクトップ OSの時代になる」とみなさんの多くが生まれた頃に述べていました. 大学の端末はWindowsが動作してはいますが,メールやファイル保存などの多くのサービスは,パソコンでもタブレットでも利用できるブラウザから利用するGoogleの提供するメールサービスなどだけとほとんど変わりません. みなさんがそれぞれ保存したいデータは,このGoogleの提供するクラウドサービス上の保存領域(Google Drive)上に保存しなくてはなりません. しかしMS Officeなどのパソコン上のアプリケーションを使った場合には,自動でそこに保存されるわけではない,となっています. ですので,みなさん各自のデータに関しては,USBフラッシュメモリで持ち歩くか,あるいはみなさん各自に割り当てられたGoogle Driveへと,端末室あるいはみなさんのスマートフォンやパソコンなどから,インターネット経由で接続の上で利用してください(別項:クラウドサービスを参照)

大学で編集していたファイルが,デスクトップ上などに保存したばかりに,次に利用したいときには消えてしまった,どうしよう? となるよりは,始めから(大学が公式にサポートしてますが)Google Drive上にファイル保存するようにしていたほうが確かでしょう. USBフラッシュメモリのようにどこかに忘れる心配もありません. 端末上で利用できるとはいえ,MS Officeではどこに保存されるかわからないという状況よりは,始めからGoogle Driveに保存してくれるGoogle Docsのほうが便利かもしれません(別項:20年間の進展参照).

利用マニュアルについて

教育用端末の使用法は,本手引きにもありますが,とくに Windows利用内に際しては,

  1. USBフラッシュメモリ以外の USB接続はほとんど不能
  2. デスクトップやマイドキュメント上に置いたファイル

はログオフ後消去されるの 2点にとくに注意してください.

答

上で説明しておきましたが,見つかりましたか?  問いに戻る