ロゴ 学習活用のためのヒント集

インターネットの未来

どう発展するのでしょう

「未来を知るためのよい方法はそれを発明することである」 これは現在では実用化されたコンピュータテクノロジーの原型の多くを発想したアラン・ケイの言葉です. それをおおいに実践してきたアップル社は2012年,株式の時価総額で全米第1位の座につくまでに成長しました.(下の写真は「発売される」と噂のiWatch)

iwatch

2012年になって一般家庭にも手に入る価格帯になってきた「3Dプリンター」は私たちの社会の産業構造を変える可能性があると,同年発売のクリス・アンダーソン著『MAKERS 21世紀の産業革命が始まる』は語っています.

実際,私たちの身の回りの環境の変化は,基礎技術が誕生したことそのものよりも,私たちの環境をどう作りたいかという発想から,その時代の技術をうまく取込んで製品開発をしてきたアップルのような会社が先導しているようです.

インターネット関連に限って言えば,高度な情報処理機能をもち,通信を行なえる装置の数々が,私たちの身の回りにもっとたくさん存在し,私たちへのサービスを担ってくれる方向がさらに進展するだろうことはほぼ確実です.

みなさんが若いということは,失敗をしてもやり直しやすいことも意味しています. 「卒業の頃にはどんな社会になるかわからない」と不安がるよりも,自分の望む社会を引き寄せるための手がかりが,実はインターネット上にはたくさん転がっているのです.

「挑戦しないことが最大の失敗である」

これは最近では女子サッカーのなでしこジャパンを率いる佐々木則夫監督も言っていたので耳にしたことがある人も多いと思いますが,昔から多くの人が語ってきたことです. もしも何か挑戦したいことがあるならば失敗からの立ち直りの早い若い時期に試みてみましょう.