ロゴ 学習活用のためのヒント集

ネットワーク接続でのセキュリティ管理

パソコンをネットワーク接続する際の注意

パスワードの管理

すでに利用者 IDの説明で触れました.復習しておきましょう.

問

SSL接続ではメールメッセージなども暗号化される. 答えを見る

接続の安全性

インターネットを流れる情報には暗号化された情報とされていない情報とがあります.パスワードなどの短い情報を扱う際に多く使われている暗号化方法が SSLです. ブラウザ利用でアクセスしている場合,鍵アイコン(図はブラウザ Safari5の例)が現れるので,SSLが有効になっていることがわかります.

Safari SSL

大学で提供するキャンパス内無線ネットワークでは「セキュリティで保護されていない」ネットワークと表示されます. これはネットワーク上で送受信される情報は暗号化されていないという意味です. 暗号化されていない情報は (特に無線の場合 )容易に盗聴可能になります. 利用者 IDやパスワード,個人情報,その他盗聴されては困る情報をネット上でやりとりする場合には,必ず SSLや SSHなど暗号化されている通信方式 (通信プロトコル )を使用するようにしましょう. ちなみに ACSUで認証する際には,SSLでの接続となります.また SSLなどで通信内容を暗号化したとしても接続先のアドレスなどは暗号化されません.

セキュリティの管理

最近のコンピュータウイルスの多くは「ボット」と呼ばれるタイプが多くなっています. これらの特徴は,パソコン所有者自身への被害(システム異常など)は起こさずに,迷惑メールの発信基地などに知らぬ間に変えることで,世界中に迷惑をかける存在へと,あなたのパソコンを作り変えるものです. このためウイルス感染していても気がつきません. 最低でも毎週欠かさず,最新のチェックソフトであなたのパソコンの状態をチェックしてください.

答

通常のSSL接続はパスワードやクレジットカード情報など重要情報の送信時のみ使うよう運用されていることがほとんどです. メールなどの本文は暗号化されないと思ってよいでしょう. 問いに戻る