利用者IDの管理

コンピュータやネットワークの利用には利用者IDが必要です

利用者IDは学生証同様に，あなたがあなた本人であることを証明する場面で用いられます。学生証を使うときは，学生証にある写真を通じてあなた本人であることを，いろいろな手続きの窓口で確認したり，試験の際に受験者があなた本人であることの確認をしたりします。中には成績証明書の発行機のように，学生証カードに記録された情報を確認に使うものもあります。こうした確認処理を認証と呼ぶとすでに説明しました（別項：アカウントとはを参照）。

信州大学では残念ながら，こうしたカード自体の認証をできる装置の設置場所自体が少なく，また，自宅などのインターネット経由ではそうした認証装置は使えません。そこで活躍するのが，あなた本人しか知らないはずのパスワードです。

初期パスワード

パスワード認証を必要とする場面において，ただちに利用できるよう，初期パスワードが設定されています。そのパスワードを利用者 IDとともに印刷されたものが入学後すぐに全員に配られます。大事に管理してください。

パスワードの変更

利用者 IDのパスワードは ACSUにログインすれば変更できるようになっています。ACSUログイン後の左側メニューにある「パスワード変更」の項目を選択してください。変更後にパスワードがわかるのは本当にあなただけとなり，管理側の人にもわかりません。　このため，変更後のパスワードは教えてあげることはできませんが，万一の紛失の際に，届出により初期パスワードを使えるよう再設定することで，信州大学では対応しています。　なお，以下のシングルサインオンが有効な利用者 IDでは，パスワードはすべて同時に変更となります。

シングルサインオン

すでにアカウントの項目で述べたように，みなさんは多くの場面で同じ利用者 IDの入力を必要とするようになっています。でも，同じものを何度も入れるなんてどうにかならないのかしら，と思うのは自然でしょう。そのことを可能にしているのがシングルサインオンと呼ばれるシステムです。「一回だけサインしておけば」という意味の英語です。このシングルサインオンにより何が使えるようになっているかは，ACSUにログイン後の画面上で確認してください。

パスワードがわからなくなったら

パスワードの控えを忘れた，パスワードを変更したのだけれど何に変更したのかわからなくなったなど，パスワードを失念してしまうことはよくあります．初期パスワードを知りたいときや，変更したパスワードを再初期化してほしいときなど，学生証持参の上，共通教育窓口にお願いしてください．